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「鍵っ子」という言葉は消えても|ぜんぶわかる 東京五輪・パラ|NHK NEWS WEB
「おかあさんへの願いは会社から早くかえってきてほしいことです」。「あまりおそいと、おなかがすくし... 「おかあさんへの願いは会社から早くかえってきてほしいことです」。「あまりおそいと、おなかがすくしさみしいからです」。 50年前、教育雑誌に紹介された作文のテーマは「鍵っ子の願い」。 前回の東京オリンピックの頃、働く女性が増えて「鍵っ子」という言葉が生まれ、社会問題とも言われました。かつての鍵っ子と今の鍵っ子、会いに行くと時代の中で変わったもの、そしていつの時代でも変わらないものがありました。 昭和30年代後半の高度経済成長期、オリンピック景気という言葉も出てきて核家族化と女性の社会進出が起きていました。 その時のNHKのニュースに、鍵を腰からぶら下げた子どもが出てきます。タイトルは「カギっ子に多い母親への不満」となかなか深刻です。 五輪の翌年には企業などで働く15歳以上の女性の雇用者数は876万人に達していました。鍵を持って、親が帰るまでの時間を過ごす子ども「鍵っ子」が増えました。「精神的
2017/11/04 リンク