米シリコンバレーで加速する建設ロボット開発、投資家も熱視線

様々な業界がロボットの可能性を探る中、建設現場は倉庫、医療などに次いで成功が期待される分野となっている。ドイツの調査会社であるStatista（スタティスタ）の予測によると、世界の建設ロボット市場は2020年の7170万ドルから大幅に拡大し、30年には2億4240万ドル規模に成長するという。 世界の建設ロボットの市場規模予測。ドイツの調査会社によると、2030年には2億4240万ドル規模に拡大するという。建設現場は倉庫や医療に次いで、ロボット開発者が注目する分野で、有効な用途・機能の模索が活発だ（出所：Statista） 近年、米国でもスタートアップ企業を中心に、建設ロボットの開発が加速している。墨出しロボットだけを見ても、18年設立のDusty Robotics（ダスティロボティクス）に続く形で、HPやAugust Robotics（オーガストロボティクス）など既に数社の競合が登場してい