上司や顧客に言われた無理難題を部下や後輩に押し付けない方法

顧客が急にシステム開発の方針を変えると言い出し、それを聞いた営業担当者が「後はよろしく」とSEマネジャーである自分に丸投げしてきた。 ただの思い付きを上司が名案だと錯覚し、「君のチームもすぐ動いてくれ」とチームのリーダーである自分に命令した。 とてもではないが「分かりました」と答えられない依頼や指示が振ってきたとき、どうしたらよいか。部下のSEやチームのメンバーにそのまま頼むと無理を強いることになる。営業担当者や上司に「できない」と言い返す手もある。だが営業が顧客に「できない」と言いに行ってくれるのか。上司が思い付きを撤回してくれるのか。 どちらの道を選んでも説得が必要になる。部下やメンバーにやってもらうには彼ら彼女らを説得しないといけない。つい最後は説得ではなくマネジャーやリーダーという立場からの強要になってしまいがちだ。そうしたくないなら営業担当者や上司に考えを変えてもらうよう説得する