EV化の電力供給に疑問 風力発電なら琵琶湖6割分の設置面積

電気自動車（EV）はテールパイプエミッションはゼロです。しかし、Well to Wheel（ウェル・トゥ・ホイール；油田からタイヤを駆動するまで、WtW）で二酸化炭素（CO2）の排出量を見る必要があります。化石燃料で電気をつくる国の場合、その過程でCO2を排出するため、WtWで見るとEVは決してクリーンではありません。もちろん、これは国によって違います。化石燃料で電気をつくっていない国の場合は別です。 自動車メーカーは、生産から廃棄までのCO2排出量を評価するライフサイクルアセスメント（LCA）を踏まえて環境に寄与するか、また顧客に負担をかけないかを見極めてクルマづくりをしなければなりません。 そこで、各国のWtW でのCO2排出量を計算してみました（図1）。2018年の各国におけるエネルギーミックスから、1kW当たり何gのCO2が出るかを見てみました。日本はインド、中国に続いてワースト3

[tsutsumi154]

ガソリンスタンドを廃止する方向の政策すれば嫌でも増えるでしょ

[cider_kondo]

「50億kWhも必要」と言われると大変な数字に思えるけど、例えば柏崎の原子炉が1機だけでも動いたら200日ぐらいで発電できる数字(110万kW×24h×200=52.8億kWh)でしかなく、政府自民党的な本音がどこにあるかは自明に思えるが…

[zu2]

"藤村俊夫（ふじむら としお） Touson自動車戦略研究所代表（自動車・環境技術戦略アナリスト）"