「量産メーカー失格」と言うべき2つの理由、豊田自動織機のエンジン不正

「量産メーカー失格」──。豊田自動織機の不正について、自動車技術に詳しい専門家は異口同音にこう評価する。その不正の中身を見ると、エンジンを生産するメーカーとしての体を成していないことが分かる（図1）。同社はフォークリフト用エンジンに対して排出ガスの法規制が施行された当初から不正に手を染めていた。これにより、少なくとも16年間、不正を継続・隠蔽していたことが特別調査委員会の調査で判明した。 不正が見つかったのは、フォークリフトおよび建設機械向けの産業車両用エンジンと、自動車用エンジンだ。このうち、産業車両用エンジンで不正に該当するのは11機種。フォークリフト向け9機種、建設機械向け2機種である。フォークリフト向けにはディーゼルエンジンとガソリンエンジンの両方があり、建設機械向けはディーゼルエンジンのみだ。エンジン認証試験である「劣化耐久試験」における法規違反と排出ガスの規制値の超過が見つかっ

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“その不正の中身を見ると、エンジンを生産するメーカーとしての体を成していないことが分かる（図1）。同社はフォークリフト用エンジンに対して排出ガスの法規制が施行された当初から不正に手を染めていた”

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最初から問題ありまくりだったのに、今までトヨタを持ち上げてきた経済メディアは、一度くらい自己批判してもらいたいもんだわ