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知られざるオファリング先進企業、BIPROGYの10年改革
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知られざるオファリング先進企業、BIPROGYの10年改革
富士通やNEC、日立製作所などが「オファリングビジネス」への転換を進めている。受託開発から共同利用型... 富士通やNEC、日立製作所などが「オファリングビジネス」への転換を進めている。受託開発から共同利用型のサービス提供へビジネスモデルを大きく変える。大手に先駆け、オファリングビジネスに舵(かじ)を切っていたのがBIPROGYだ。約10年間の取り組みにより、今では、ほぼ全ての案件がオファリングビジネスによるものだという。第4回は、知られざるオファリングビジネス先進企業であるBIPROGYの取り組みをリポートする。 社会課題の解決などに向けて複数の企業が共同で利用するシステムを構築し、リカーリング(継続課金)型で提供する。システムは社内の既存のアセット(資産)を組み合わせて作る。これらがIT大手が目指しているオファリングビジネスの特徴だ。1社の企業から個別の受託開発を請け負っていた従来のビジネスモデルとは一線を画す。 こうしたオファリングビジネスが既に事業の大半を占めているのがBIPROGYだ。