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カシオ新電卓の新任設計者が懸案解消、CAEによる検証でベテランも後押し
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カシオ新電卓の新任設計者が懸案解消、CAEによる検証でベテランも後押し
基本技術が確立しているように見える定番商品でも、メーカーにとって改良の余地や懸案が残っている場合... 基本技術が確立しているように見える定番商品でも、メーカーにとって改良の余地や懸案が残っている場合がある。限られた設計期間の中で、歴代の設計担当者が分かっていても解決に着手できなかった、意外にしぶとい問題だ。それでいて設計者が世代交代すると、新任設計者は実務を学んで経験を積むのに忙しく、懸案の解決はますます遠のく。 カシオ計算機の定番商品となっている電卓にも、改良の余地は残っていた。その1つを、2022年にベトナムや中南米で先行発売した関数電卓の新機種「ClassWiz FX-991CW」で解決。初めて電卓の設計を任された担当者が、問題を十分に認識していたベテラン設計者とともにコンピューターでのシミュレーションを駆使して取り組んだ。 絶縁のための柔軟物で自動組み立てが難しい 旧機種の液晶表示装置(LCD)の裏側には、アルミニウム合金製の補強板を張ってあった。ユーザーから見えない地味な部位だが