デロイトトーマツが経営層向けに生成AI活用を支援、LLMでロボットも動かす

デロイトトーマツグループが企業の経営層向けに、生成AI（人工知能）の活用を支援するサービスを始める。生成AIが回答のよりどころとする大規模言語モデル（LLM）を、デモ機を使って実際に体験できる施設を2024年8月に開設する。グーグル・クラウド・ジャパンやSAPジャパン、富士通など数社とアライアンスを組む。経営層にLLMの利便性や特性などを理解してもらい、生成AIによる事業変革を支援することが目的だ。同社が2024年4月25日に新施設の詳細を公表した。 新施設は「AI Experience Center」で、東京都千代田区に設ける。例えば同施設に隣接するスマートファクトリーに設置したロボットを、LLMを使って遠隔操作する体験ができるという。デモ体験の他、企業における生成AIの活用事例などを紹介するセミナーを開催する。2024年5月から月に1回程度、定期的に開く予定だ。 AI Experien