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「袋」第2話 『茶の世界のオートクチュール』
「胴のカーブこそは『目の仕事』ですね。カーブをどう出すかに関しては、ずっと仕事をしてきた感覚とし... 「胴のカーブこそは『目の仕事』ですね。カーブをどう出すかに関しては、ずっと仕事をしてきた感覚としかいいようがありません」 胴の部分は表裂と裏裂の2種類。縫い上げたときにピタリと合うよう、特に裏裂の寸法に、微妙な調整を行う。型紙ができたら、そこに茶入の形や、いつ誰から預かったか、裂は何を使うか、などを朱墨で書き留めておく。仕服が完成したら、工房にはこの型紙と、底に使った裂の切れ端しか残らない。その意味で型紙は大切な控えとなる。友湖の書棚には、代々がおこした型紙を張った記録帳が大切に仕舞われている。 型紙をおこしたら次は裂の裁断だ。今回の仕服に、友湖は「定家緞子(ていかどんす)」と呼ばれる名物裂の復元裂を使った。定家というと、藤原家ゆかりの文様かと思いがちだが、実は藤原定家は関係ない。京都島原で名高かった花魁、定家太夫の衣装に用いられていた、ということで名付けられた名物裂だ。太夫の衣装とはいえ