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第2回:正極材料の候補を探る
前回より続く 現状のLiイオン2次電池は,正極材料にコバルト酸リチウム(LiCoO2)や3元系のような層状系... 前回より続く 現状のLiイオン2次電池は,正極材料にコバルト酸リチウム(LiCoO2)や3元系のような層状系材料(LiMO2)をはじめ,LiMn2O4に代表されるスピネル系材料(LiM2O4),LiFePO4のようなオリビン系材料(LiMPO4)を用いている注2)。ただし,どの電池も放電時の平均電圧は3V台である。ところが,こうした正極材料でもLiに対する電位を5V程度まで高めることができる,いわゆる,5V系正極材料がある。5V系正極材料を用いれば,放電時の平均電圧を上昇させることができる。エネルギー密度は比容量と電圧の積となるため,電圧を高くできれば高容量の電池が実現可能になる。 注2) 層状系とは,Li 層と金属酸化物がそれぞれ規則配列して2次元平面を形成し,積層したようになる結晶構造のこと。スピネル系とは,金属酸化物が形成する骨格構造のすき間 に,Li イオンが3次元的に交差する結晶