産業革命とクラウド

先日、知り合いから「10万年の世界経済史」（グレゴリー・クラーク著、久保恵美子訳）という書籍を薦められた。同書にある産業革命後の紡績工場に関する考察が、今のクラウドコンピューティングを巡る状況を彷彿とさせるのだという。その内容を少し紹介したい。 同じ機械を使っていても生産性に差 筆者はこれまでずっと、「ガンジー」の伝記などの影響もあり、産業革命以後の綿織物産業について、以下のように考えていた。機械化された英国の紡績工場が生み出す綿織物は圧倒的に安価だった。それが、手工業が中心だったインドの綿織物産業を壊滅に追い込んだ──と。 「10万年の世界経済史」によれば、歴史はそう単純では無かったのだという。実は19世紀後半には、インドの綿織物産業も機械化されていた。当時でも工業機械の輸出は今日のように行われていたそうだ。紡績機などはそう高価でもなかったため、綿織物生産の機械化は英国に限らず世界中で可

[muneharu_jp]

クラウドにみる、人間の仕事の減少

[honma200]

いやはや全くそうで

[fragilee]

「富裕層富裕層の態度や文化を身につけた人々が社会に広まることで産業革命が起こったように、ITリテラシーの高い人材が社会に広まることで、新しい産業革命が起こる。」

[zu2]

同意。付加価値ばかり見ててコストを忘れてる議論が多い。

[operator]

クラウドというのは工業社会においてフォード生産方式が発明されたときと似たようなインパクトが情報社会にあると思うんだよね。

[Wacky]

1939年の米国におけるリング紡績工場の写真。そこには大量の紡績機が並んでいるが、作業をしている工員は1人だけだ。もう1枚は、1920年代のインドにおけるリング紡績の工員と監督者の写真。同じような紡績機が並んでい

[takunama]

"賃金水準の高い英国が世界市場をリードできたのは、他国の工場の効率性が、英国の水準にはけっして及ばなかったからである" "これと同じことがクラウドにも起きるのではないか"

[elm200]

うーん。どう考えてもクラウドで日本勢は勝てないと思うが。インフラはアメリカの企業にたより、日本語サービスを提供するリセラーとしてなら生き残れるかもしれない。

[nirror]

クラウドコンピューティングって鯖管の負担が増えるイメージなんだけど、実際どうなの…？ #sstart Link:産業革命とクラウド - 記者の眼：ITpro

[chintaro3]

「自分にできるのは夜勤の間中、何も起こるなと祈ることだけだ」　厄除けの札が貼ってあったりするもんなー。

[kunioya]

ピントがずれてないか。これはホスティングやレンタルサーバを視点にしないと全体が見えない。クラウドが始まってもさくらインターネットやペパボが売上を伸ばしているのは言語の壁だけではないでしょう。

[kuenishi]

イタタタタタタタタタタタタタタタタ

[hiroomi]

10万年の世界経済史

[kenchan3]

日本で企業や政府が言っているクラウドは、ただの名前の付け替えだから実質的には何も変わってないしね。　日本のITは本当に労働集約的だ。

[pal-9999]

どーなんでしょ。まぁ、労働節約的に動くべきところで、労働集約的になったら、そりゃ終わるのは当然だけど。

[nobusue]

産業革命とクラウド