NECの15年4月～12月期決算は減収減益、官公庁向け大型案件の売上減が響く

NECは2016年1月28日、2015年4月～12月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比2.6％減の1兆9491億円、営業利益は同48.7％減の183億円と減収減益だった。流通・サービス業や製造業向け案件が好調だったが、官公庁や消防防災向け案件の売上減が響いた。通期では、2016年1月～3月期に集中している受注案件を取り込み、増収増益を目指す。 会見に臨んだ同社取締役執行役員常務の川島勇CFO（最高財務責任者）は「社会インフラ関連の受注やプロジェクトの進捗が遅れている。通期では、残り3カ月となる2016年1月～3月期に案件が集中している」と説明した（写真）。国内のIT投資については「流通・サービス業などを中心に好調だ」（川島CFO）と見解を示した。2015年4月～12月期の受注は前年同期比で10％増えたという。これらの需要増を追い風にしたい考えだ。 第3四半期累計の業績をセグメント別

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NECの15年4月～12月期決算は減収減益、官公庁向け大型案件の売上減が響く（ニュース） 　NECは2016年1月28日、2015年4月～12月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比2.6％減の1兆9491億円、営業利益は…