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物心ついた時には「運動が苦手な子」というポジションに……第1話 不憫だが愛されている | 冬野梅子「東北っぽいね」
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物心ついた時には「運動が苦手な子」というポジションに……第1話 不憫だが愛されている | 冬野梅子「東北っぽいね」
それは、まだ別のどこかのことは知らない、遠い北の地での暮らしでした――。 『まじめな会社員』で知られ... それは、まだ別のどこかのことは知らない、遠い北の地での暮らしでした――。 『まじめな会社員』で知られる漫画家・冬野梅子が、日照量の少ない半生を振り返り、地方と東京のリアルライフを綴るエッセイ。 第1話は、冬野さんが物心つくかつかないかの頃に体験した「体操教室」の思い出を綴ります。 (文・イラスト/冬野梅子) 第1話 不憫だが愛されている 東北の田舎に生まれた。年の瀬の忙しい時期に、出産予定日より若干早く生まれたらしい。 田舎といっても、映画で見るような牧歌的な田園風景などではなく、車で10分圏内に大型スーパーや量販店が並び、しかしスターバックスみたいなお洒落なチェーン店はない、心躍るような気の利いた品物もない、生活に足るだけの便利で無難なものがすぐ買える、そういう田舎である。 まだ5歳前後の頃、私は赤ちゃん時代の写真を見ると泣き出す子供で、そういう我が子を見て両親は不思議に思いつつも面白が