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元銀行員が技術的負債について考えてみる
はじめに この記事に結論はありません。 元銀行員のソフトウェアエンジニアが考えたことをだらだら書い... はじめに この記事に結論はありません。 元銀行員のソフトウェアエンジニアが考えたことをだらだら書いているだけです。 負債とは 負債=借金のイメージが強いですが、会計上では2つはイコールではありません。 負債の中には借金(以下、借入金)だけではなく、買掛金・支払手形や退職給付引当金が含まれます。 つまり、借入金は負債の一部です。 借入金がゼロ、所謂無借金経営の会社は見たことがありますが、負債がゼロの会社はこれまで見たことがありません。(どこかにそんな会社があるかもしれません) 商売をする上で買掛金などの無利子負債は少なからず発生してしまうからです。 これを技術的負債に置き換えると、技術的負債があることは必ずしも悪ではない、と考えることができます。 技術的負債=技術的借金ではないとも言えます。 会計上の負債と同じように技術的負債にも色々あります。 この点について、Martin Fowler氏が