括弧で34087重に囲んだ関数を食わせるとg++が死ぬ

TL;DR ((((printf("Hello World\n")))))みたいに関数をたくさんの括弧で囲むとコンパイラが死ぬので気をつけましょう。 はじめに 以前、printfに4285個アスタリスクをつけるとclang++が死ぬという記事や、GCCに27958段ネストした関数を食わせると死ぬという記事を書きました。 特に、printfにアスタリスクをたくさんつける記事では、clang++がわりとすぐ死んだのに対して、g++は5万個とかつけても大丈夫でした。一般に、コンパイラが死ぬ系のコンパイラいじめは、再帰でスタックを使い切るタイプのものが多く、LLVMよりもGCCの方が頑健という印象です。 さて、C++では、括弧を無駄につけることができます。例えば、

[endo_5501]

“不意に「あー、関数を括弧で死ぬほど囲みたい。最低でも1万くらいは囲みたい」とおもったら、g++を使うと良い”

[pwatermark]

こういうのの最適化をコード読み込みの時点で出来ないもんかなあ、とも思うけど、難しいんかな

[momonga_dash]

前にも似たような記事ホッテントリで見たと思ったら同じ方だった