い草枕(大自然)｜ホーム｜寝具｜産経ネットショップ

日本の風土に合うからこそ今も残る畳 住環境の変化で畳の部屋がない家も少なくない。それに伴い、い草農家も減少しており、ピーク時には約1万ヘクタールあったい草畑は今では約900ヘクタールにまで激減している。とはいうものの、畳と日本人の関わりはとても古い。い草が一般家庭に普及するようになったのは明治以降だが、畳自体の歴史は1400年前にさかのぼり「古事記」にも畳に関する表記がある。い草メーカー最大手のイケヒコ・コーポレーション東京支店の中川勝巳支店長は、「い草は敷物の素材として、古くは藁（わら）や葦（よし）などの自然素材、そして近年ではナイロンやポリエステル、ビニールなどの化学繊維にいたるまでいろいろな素材に競り勝ってきた。雨が多く夏は湿気、冬は乾燥という日本の住環境に適していなかったらとっくに消えているはずで、畳の文化もなかったでしょう」と話す。 部屋の空気をきれいにし湿度をコントロール