古の所謂志を得る者は、軒冕の謂いに非ざるなり - 雪斎の随想録

■ 北京五輪も終盤である。 男性陣の「野球」と「サッカー」の将来には、懸念を覚える。 ソフトボールに象徴される女性陣の活躍に比べ、「熱」の伝わらない試合を見ていると、この二つの競技には、「冬の時代」が訪れるような気がしてならない。人々の心が離れてしまえば、プロ・スポーツが成立する基盤が揺らぐのである。勝ち負け云々よりも、「熱」の伝わらないパフォーマンスが続いている代償は、かなり大きなものになるであろう。昨日の「野球」日韓戦における左翼手（あえて名前は記さない）のタイムリー・エラー二連発には、唖然とした。余りにも、無様である。これが「野球」の現状を象徴しているのではないか。 幾度も書く。こういうオリンピックが「支持してくれる人々」を増やす機会であるということは、サッカー関係者も野球関係者も諒解しておいたほうがいい、「オリンピックをなめてはいけない」のである。 『荘子』（繕性第十六）に曰く、「

[sampaguita]

国内で普通に人気があったり、国際試合もそれなりに行われていたりする競技だといろいろ難しいのかなとも。

[Desperado]

かんべえじゃねえよ。

[na23]

負のスパイラル前夜。

[keyboardmania]

「勝ち負け云々よりも、「熱」の伝わらないパフォーマンスが続いている代償は、かなり大きなものになるであろう」←同意

[kurokuragawa]

「「熱」の伝わらない試合を見ていると、この二つの競技には、「冬の時代」が訪れるような気がしてならない。」つい民主党代表選を思い出してしまう

[BigHopeClasic]

id:mahal殿下。自転車とか冬ならXゲーム系の種目はプロなしではどうもならんでしょう。バスケやアイスホッケーはプロがやる気なのでOK。サッカーはフットサルとビーチサッカーにすればいいのに、ブラッターが妙に執心？

[mahal]

かんべえ氏のコメント。こういう状況で、そもそもプロスポーツ入れた五輪種目が必要か、ってのはあるなぁ。／関係ないけど、フェデラーやノヴィツキーが旗手してて、「貧乏人に機会与えろよ」とか珍しく思った俺。