スポーツナビ | 野球｜プロ野球｜コラム｜巨人、日本シリーズ敗戦の原因

第６戦、西村健が本塁打を浴び渋い表情の原監督。中継ぎ陣へ大きな負担がかかったことも敗因の１つだ【写真は共同】 近年まれにみる激戦の末、巨人は６年ぶりの日本一を逃した。第７戦までもつれ、その最終戦が３対２と１点差だっただけに、紙一重の差でチャンピオンフラッグを逃したのは間違いない。だが、先に王手をかけ、最後の２戦が本拠の東京ドームだったことを考えれば、巨人からすれば悔やまれる敗戦だった。 第７戦まで行ったシリーズに一寸の差で敗れた巨人とすれば、最後の２試合がすべてだった。まずはシーズン終盤に右肩を負傷した阿部慎之助が代打での起用に限られたことがつらかった。というのも、西武ドームでの第５戦、阿部は絶不調の李承ヨプに代わって５番・指名打者として出場し、本塁打を含む２安打、２打点を挙げる活躍で勝利に貢献した。しかし、指名打者のない東京ドームに戻った第６、７戦では再びベンチに控える形に戻らざるを得

[fieldragon]

日本シリーズの総括コラム。確かに原は中継ぎの西村・越智を使いすぎたのかも。せめて先発投手を中継ぎに回せなかったのか？