3.9Gが来る！次世代高速通信、携帯電話各社の取り組みは？ - 日経トレンディネット

2009年7月22日～24日に開催された、通信関連の総合イベント「ワイヤレスジャパン2009」では、次世代通信方式やオープンOSなど、通信業界に起こりつつある新しい動きについての講演も多数開催されていた。そうした講演のいくつかから、各社がどのような思惑をもってそれらに取り組んでいるのかをお伝えする。 LTEの導入は増大する通信量に対処するため 昨年まで「次世代」と呼ばれていたモバイルWiMAXやXGPが何らかの形でサービスを開始した現在、次の通信技術として注目を集めているのは、NTTドコモやソフトバンクモバイルなどが採用しているHSPA（HSDPAなど）をさらに進化させた、下り最大100Mbps以上の速度を実現する「3.9G」と呼ばれる次世代通信方式の1つ、LTE（Long Term Evolution）である。 既に6月、携帯電話キャリア4社に対し1.5/1.7MHz帯の3.9G用の周波

[CavalleriaRusticana]

　　３．９Ｇ　ＬＴＥ　　「固定網と同様の利用傾向が見られること、ADSLのトラフィックは過去3年で2.5倍、直近1年でも45%増加していることから、モバイルでも高速化によってトラフィックが急増する可能性を指摘した。」