あまりにも「早すぎる」ナミちゃんの「死」 - うなみん号の車窓から

私は移送の前日から太地入りし、名古屋へ移送されるときの様子も見てきましたが（→ 当日の様子）、ナミちゃんは時折か細い声を出し、クレーンで吊られている間じゅう、尻尾を動かしたりしていました。 移送前日の太地での最後のショーや、移送の時の様子…忘れることは出来ません。 シャチの体は海に適応していますので、骨密度が低いそうです（名古屋港水族館のシャチの展示にも説明あり）。 重い体を長い間陸地に水揚げするには向いていませんので、クレーンで吊り上げる際、相当辛かったのではないかと思います。準備のために長い時間、生簀に拘束されていましたね。 あの日は6月だったのに、日差しも強く暑かった…。 24年住み慣れた太地の海から、ある日突然、なじみの無いコンクリート人工プールに移されて、とても驚いたことだろうと思います。深いけど狭いプール、水にもぐっても見える人の姿、迫り来る壁。慣れた飼育員さんとの突然の別れも