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藤沢数希は裁定取引・価格操作・独占市場の意味を学ぶべき
変なエントリーが流れて来て、目にとまったので変な部分をメモしておきたい。藤沢数希氏のブログなのだ... 変なエントリーが流れて来て、目にとまったので変な部分をメモしておきたい。藤沢数希氏のブログなのだが、孫正義氏が再生可能エネルギー促進法で日本のデータセンター(iDC)の電力コストをあげ、韓国のiDCの競争力を高めようとしていると主張している。冗談としては面白いのだが、用語の扱いや、裁定行動への認識が適切ではない。 1. 問題があるとするなら、裁定取引ではなく価格操作 韓国から安い電力を購入して、日本で高く売却できれば裁定取引になる。安い韓国のiDCで日本企業にサービスを行うのも、内外価格差を利用しているので裁定取引になるであろう。しかし、多くの輸入は裁定取引の結果のようなもので、特に批判される点はない。 藤沢数希氏が問題にしているのは、再生可能エネルギー促進法を推進することで、内外格差を故意に作り出そうとしている部分であろう。これは裁定取引ではなく、価格操作と言う。寡占市場で発生するカルテ
2011/07/01 リンク