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秋葉原殺傷事件、被告の死刑確定へ 最高裁が上告退ける:朝日新聞デジタル
東京・秋葉原で2008年、7人が死亡し、10人がけがをした無差別殺傷事件で、殺人などの罪に問われ... 東京・秋葉原で2008年、7人が死亡し、10人がけがをした無差別殺傷事件で、殺人などの罪に問われた元派遣社員の加藤智大(ともひろ)被告(32)の上告審判決が2日、最高裁第一小法廷であった。桜井龍子裁判長は「周到な準備、強固な殺意、残虐な態様で敢行された無差別事件で、責任は極めて重大だ」とし、一、二審の死刑判決を不服とした加藤被告の上告を退けた。死刑判決が確定する。 最高裁は判決で、犯行当時の被告について「派遣社員として職を転々とし、孤独感を深めていたなか、没頭していたインターネットの掲示板で嫌がらせを受け、派遣先の会社内でも嫌がらせを受けたと思い込み、強い怒りを覚えていた」と指摘。「嫌がらせをした者らに、その行為が重大な結果をもたらすことを知らしめるため」と犯行動機を認定した。 そのうえで「動機や経緯に酌量の余地はない」とし、「社会に与えた衝撃は大きく、遺族らの処罰感情も峻烈(しゅんれつ)
2015/02/03 リンク