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一度摘んだらクセになる?畑に弾ける白いフワフワ 和綿の収穫最盛期:朝日新聞デジタル
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一度摘んだらクセになる?畑に弾ける白いフワフワ 和綿の収穫最盛期:朝日新聞デジタル
畑のあちこちにはじける白いフワフワ。岐阜県山県市で休耕田を活用して育てた和綿が収穫最盛期を迎えて... 畑のあちこちにはじける白いフワフワ。岐阜県山県市で休耕田を活用して育てた和綿が収穫最盛期を迎えている。県内でも珍しい和綿作りは4年目を迎え、無農薬の「オーガニックコットン」として、肌に優しいタオルや靴下作りに生かされている。 11月上旬、山県市の梅原地区。山あいの田畑で、300坪ほどの農地に白いかたまりが目に付く。 翌日の天気予報は雨。 「雨にぬれるとダメになるので、採りましょう」 和綿を栽培する縫製会社「マインド松井」の2代目社長井上美穂さん(56)はそう語り、急きょ綿摘みが始まった。 記者がフワフワの「コットンボール」の根元をつかみ、引っ張ると、ブチブチッと簡単に綿毛がとれた。 気持ちいい。手に残る何とも言えない感触。次も、また次も、と摘み取る手が止まらない。まるで緩衝材の「プチプチ」を潰す時のような感覚に似ていた。数分間で両手いっぱいに採れた和綿は約300グラムだが、種を取れば数グラ