asahi.com（朝日新聞社）：「個人化」の不安 日本にも 社会学者ベック氏、初来日 - 文化トピックス - 文化

「個人化」の不安 日本にも 社会学者ベック氏、初来日（1/2ページ）2010年11月11日15時41分 Ｕｌｒｉｃｈ Ｂｅｃｋ バンベルク大学教授などを経て、１９９２年、ミュンヘン大学教授に。リスク社会、コスモポリタン化などの分析概念を提示し、広く影響を与えた。邦訳された著書に『ナショナリズムの超克』、共著『再帰的近代化』など。 「リスク社会」などのユニークな分析概念を提示したことで知られるドイツの社会学者ウルリッヒ・ベック氏（６６）が、初めて来日した。１９８６年、チェルノブイリ事故がもたらした衝撃下で世界的なリスクの登場に警鐘を鳴らしてから、間もなく四半世紀。日本に降り立った世界的研究者は、アジアをも巻き込む「個人化」の深化に注意を促した。 ■リスク社会化と同時進行 産業化が「成功」した結果として、原発事故に象徴されるような、予測することも保障することも不可能な世界的リスクが登場してきた

[laislanopira]

個人は集団から解放されたが、裸のまま社会に放り出されている

[yk183]

『欧州での個人化は、少なくとも日本よりは福祉国家が進展したうえで起きた』個人化の進展に日本の社会システムは対応できてないんだよね．

[SasakiTakahiro]

「リスク社会化と個人化が同時に起きていることに着目してほしい。グローバル化のもとで、保護されることなく責任の持ちようもない状況が、広がっているのだ」

[ueshin]

この記事だけじゃ、個人化の問題の内実が見えない。

[Hot]

「個の確立」を「孤立」としてしか実現しえなかった現代人。「マスコミ・ファシズム」「共産主義・世界革命論」「恋愛＆純潔至上主義」と共に功罪多い20世紀神話として歴史に名を刻む。本題はグローバリズムの功罪？