偶然を愛する？――東浩紀『弱いつながり』書評 : En-Soph

【エン-ソフ】は、言論と、様々なオピニオンのためのウェブ・スペースです。「不均質な人的集合による、不均質な集合知の場」を目指して、2012年4月から活動を開始しています。≫詳細 ・『弱いつながり』は素晴らしい本 誤解を回避するために、最初にベタ褒めしておこう。東浩紀の新刊『弱いつながり――検索ワードを探す旅』（幻冬舎、2014・7）は素晴らしい本である。今年下半期の人文系書籍のなかで最大の一作であろうことは間違いない。いや、今年の人文知におけるひとつの事件だとさえいえる。東浩紀というと、博論＝主著『存在論的、郵便的』の硬く難しい文章によって、小難しい人だと思っている読者などもいるかもしれないが、本書のリーダビリティはその凝り固まったイメージを一新させるだろう。そして、何より、単に読みやすいだけでなく、『弱いつながり』は著者自身が長年積み上げてきた理論（デリダ研究）と実践（株式会社ゲンロンで

[takarakujikun]

難しいですね！

[omaenomonohaorenomono]

粘着案件かと思ったらちがった。面白かった。指摘はそれぞれ納得感あった。これらの指摘が正しければ、東は暗黙のスコープや暗黙のコンテキストに頼りすぎてたんじゃないかと予想。ぜひ反論を読みたいところ。

[underdog_slumber]

そこに引っかかるのか、フィルタリングを完全に外すとか不可能では、フィルターの条件にあれこれ追加しすぎて見慣れたものしか可視化されない状況への警鐘、といったような話だと理解している

[rodori]

"ある人が、「リコメンデーションにしたがって本を買い続ける行為」を通じて、しかし全く新たな一回性の出会いを果たす可能性は誰にも否定できない。"

[ken_kawamura]

この応答は東浩紀のほうがまともに見えた。確かに愛は様々な理由で摩耗するし、その時に他人が出来ることは「愛しなさい」と言うことだけではない。でも理由として障害に殊更言及するのに引っかかるのは当然でしょ。

[SasakiTakahiro]

ネット時代に私達の感受性を方向づける新しい「期待の地平」の構成条件を問う。

[nabeteru1Q78]

長くて最初の方しか読んでないけど、イケダハヤト師リスペクトってことか。

[shinichiroinaba]

「他者」流行と同じことの繰り返しでは

[zuiji_zuisho]

「偶然を愛せよ」は「なんとなく俺は大丈夫な気がする」人の口から出そうなフレーズだってのはわかる

[aniram-czech]

この本買ったので後で読む

[takahiro_kihara]

小難しそうだが、図書館で見かければ。

[ytn]

"東浩紀というと、博論＝主著『存在論的、郵便的』の硬く難しい文章によって、小難しい人だと思っている読者などもいるかもしれないが"思ってねーよｗむしろ動ポモとかツイッターの印象のほうが強いだろｗ

[stained]

面白い。たとえば親は選びようがないから「愛するしかない」か？　「愛せ」に対して、「愛せなくてもいい」が近年の毒親言説の成果では

[S_Satonaka]

久しぶりにネット記事で冷静な文章を見た

[nebokegao]

「偶然の産物を愛することができても、その偶然そのもの（偶然と感じられる出来事そのもの）を愛することはできない、そのようなジレンマを人はしばしば抱えてしまうのではないか」