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レタス番組の終始顛末について ―― Nature のみが指摘したあるある発掘大辞典の問題 ―― 本年、9 月にスタートした消費者庁の消費者委員に「あるある発掘大辞典」のときにコメント された教授が入っておられるとのことで、この問題に関する問い合わせを多く頂いております。 特に、この教授が新開発食品調査部会の部会長、すなわちエコナで大きな話題を呼んでいる特定 保健用食品の許認可にかかわる重要なポストに付かれたことが報道されてから、私が最近講演会 で話した内容を再度教えて欲しいとの問い合わせが殺到いたしております。 そこで、最近の私の講演に用いた要旨を公開させていただきます。 1.あるある発掘大辞典の番組「快眠」のできるまで、 当時藤田保健衛生大学に勤務していた私の所へ、あるある発掘大辞典の製作者からトリプト ファンに関する取材のついでに、レタスを食べるとよく眠られるとの話があるので、ネズミ
納豆2パックを朝晩食べると、強力なダイエット効果があるということを日曜夜の人気番組「あるある大事典」が放映した。その結果、納豆がスーパーの店頭から一週間以上も売り切れている状態が続いていた。ところが、そこで取り上げられた納豆ダイエットがとんでもないデータの捏造であったとのことであった。 このような社会現象が発生したことに対して多くの健康食品管理士の方はすぐに「本当か?おかしい」と感づかれた。協会としてもこの異常な事態に対して「白いんげん豆中毒事件」の時のように、的確な情報を流すべく科学的に明確な誤りを指摘するための情報の蒐集を始めた。 何点かの矛盾点は明らかになり、とりあえず馬鹿騒ぎに警告を発しようと準備をしている段階で、捏造が明らかになった。中性脂肪を測定せず、数値を出すような、いわゆる捏造の部分もさることながら、理論そのものを根拠のないことを基に、彼らが作り上げてしまった、というとんで
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