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国立民族学博物館|菊澤律子『蘭語学ことはじめ』
オランダにきてから、申込書だとか登録書に記入する機会が何度かあった。姓と名をそれぞれ違う欄に記入... オランダにきてから、申込書だとか登録書に記入する機会が何度かあった。姓と名をそれぞれ違う欄に記入するようになっているのは、日本でも他の国でも珍しくない。ところがここでは不思議なことに記入欄がもうひとつあって、Tussenvoegsel(s) と書いてある。なにかとおもったら、van だとか、van den などといった例の「オランダ風」の姓についている頭の部分を書き込むための欄なのだそうな。いわれてみたら IIAS にくるときに事務手続き関係でお世話になった人は van Amersfoort、オランダ語の講義でお世話になったのは van Ginkel 先生、直接の知り合いではないけれどインドネシアのスラウェシ島の言語についてよく参照する論文の著者は van den Berg だ。確かにそのまま並べたら、V の項目だけものすごく多くなってしまって名簿の用をなさないかも。ちなみに、英語圏の国で
2009/12/05 リンク