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【視点・焦点】名護市長選 マスコミ調査と市民心理/竹中 明洋|宮古毎日新聞社ホームページ -宮古島の最新ニュースが満載!-
名護市長選挙で自民党や公明党、日本維新の会が支援する渡具知武豊氏が現職の稲嶺進氏に勝利した。米軍... 名護市長選挙で自民党や公明党、日本維新の会が支援する渡具知武豊氏が現職の稲嶺進氏に勝利した。米軍普天間飛行場の辺野古移設問題で全国的にも大きな関心を集めたが、結果は3458票差。これほどの大差は誰も予想していなかったのではないか。 この結果について、すでに多くの分析記事が出ている。自民党の総力戦ぶりや公明党・創価学会による支援を渡具知氏の勝因と挙げたものが目立つ。その通りだと思うが、一方で今回の選挙で気になったことがある。 それはマスコミ各社による電話調査や出口調査が全く実態を反映していなかったことだ。調査では、どの社が実施したものも投票日当日まで一貫して稲嶺氏のリードを示していた。 コンピューターで無作為に選挙区内の世帯を選んで電話をかけ、どの候補者に投票するか問うのが電話調査。出口調査は、期日前投票や投票日当日に投票所から出てきた有権者に、誰に投票したか質問するもの。実際に投票を済ませ