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サーバルの「ニール」と「バズ」誕生
もうすぐ2018年も終わります。今年一年、多摩動物公園のサーバルにもいろいろな出来事がありました。3年... もうすぐ2018年も終わります。今年一年、多摩動物公園のサーバルにもいろいろな出来事がありました。3年前に生まれたメスの「ルナ」は6月に群馬サファリパークにお嫁に行き、サーバル舎が静かになった7月以降、ルナ、そしてその兄弟「アポロ」を産んだ「ユリ」に3度発情が訪れました。 多摩動物公園では、サーバルたちは野生の生態にならって、ふだん単独で飼育していますが、メスが発情し、交尾する可能性のあるときはオスと数日間同居させます。 最初の発情は暑さも厳しくなってきた7月でした。相手は前回も同居させた「ポール」です。一度繁殖に成功した組み合わせですし、ポールはやさしい性格なのであまり不安はありませんでしたが、暑さのために同居時間が短く、交尾回数が少ないせいか妊娠にはいたりませんでした。 2度目の発情を迎えた9月、今回こそはと祈るような気持ちで見守りました。前回は最後の交尾から73日後に出産が見られたた