エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント2件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
乗松亨平『ロシアあるいは対立の亡霊』へのノート
近代ロシア文学・思想を専攻する若手の俊秀による野心的な現代ロシア論である。ロシアへの関心が全般的... 近代ロシア文学・思想を専攻する若手の俊秀による野心的な現代ロシア論である。ロシアへの関心が全般的に衰えている現状のなかで、若手による野心的かつ刺激的な著作が出たことは大いに歓迎される。とはいえ、私は本書を論評するのに適任ではなく、この小文を書き始めてからも戸惑いと躊躇いが消えない。 本書の大まかな概要を、不正確のそしりを恐れず敢えて単純化して言うなら、広義のポストモダン哲学・思想の観点に立って、後期ソ連から現代ロシアに至る様々な著作家――文学者・哲学者・思想家・批評家・記号学者等々――の仕事を紹介し、それを通してロシアの現代を考えようとした著作とでも言えるだろうか。これに対し、私はそもそもポストモダン哲学・思想なるものに「なかなか飲み込めない」という印象を拭えないし、本書で取り上げられている多数の論者たちの作品にもあまり通じていない。にもかかわらず本書が気になるのは、その対象である後期ソ連
2017/05/02 リンク