現在では人気の関西芸人でも芸にすることが多い「いじり」。しかし人格を揶揄するこの笑いはかつて関西でも下品とされていた。「ひょうきん族」から笑いが変質し、今や学校現場でのいじめの一形態として定着している。笑いをもう一度見つめ直す必要がある。
現在では人気の関西芸人でも芸にすることが多い「いじり」。しかし人格を揶揄するこの笑いはかつて関西でも下品とされていた。「ひょうきん族」から笑いが変質し、今や学校現場でのいじめの一形態として定着している。笑いをもう一度見つめ直す必要がある。
長崎県に生まれ、看板店、ちり紙交換、ダスキン配達などの職業を経て33歳で漫画家になった蛭子能収(67)。これまで人から相談を受けたことは皆無だったという彼が、本誌読者からの相談に答える! 【Q】「小5の息子が友達の笑いモノになっています。気の弱い息子は『イジメ』ではなく『いじられているだけ』と言いますが、このままいったらイジメになるのではと心配です」(ミサ子さん・44・主婦・愛知県) 【A】「小学生レベルの『いじり』は『イジメ』と変わらない」(蛭子能収) 俺も友達に、よくからかわれていたからわかりますが「いじり」は「イジメ」に発展します。担任に「注意して見てください」とすぐ言ったほうがいいですよ。今でも、俺はいじられるのは嫌いなんですが、お金を稼ぐためなら仕方ありません。 でも、テレビの「いじり」は「イジメ」にはならないんです。だって、いじっている人はとても頭がよくて、すごく気を使
Tweet 印刷 斎藤環さんに聞く「治癒できる『いじめ後遺症』」 関連トピックス Twitter 斎藤環さん 【西本秀】「いじめ後遺症」って、聞いたことがありますか。いじめの経験が心の傷となり、その後、成長しても、大人になっても、対人関係などに困難さを抱える症状のことを指します。現在、取材を進めていますが、その一環として、精神科医の斎藤環さんにインタビューをしてきました。 特集「ビリオメディア」 でも、なぜ、ビリオメディア(仮)取材班の一員として、「いじめ後遺症」を題材にするのか。私は当初、生活保護をめぐる問題を取材するつもりで、ツイッターでつぶやいていたのですが、皆さんとやりとりするなかで、一人ひとりがメディアとなるSNSを道具として使う以上、もっと私的な気持ちからつぶやき始めた方が良いのでは、と感じるようになりました。 いじめ後遺症については以前、「引きこもり」の当事者たちを取材する中
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