トヨタ自動車の経営戦略は現在、100%の成功である。世界中の自動車メーカーは、リチウム電池EVへ一直線で進み設備増強に走った。一方のトヨタは、申し訳け程度のEV発売に止めて、現行EVに代替するHV(ハイブリッド車)増産で対応した。トヨタは、この真逆の対応によって無駄なEV投資をまぬがれたのである。(『 勝又壽良の経済時評 勝又壽良の経済時評 』勝又壽良) 【関連】トヨタ「全固体電池」EVが世界を席巻する理由。5年遅れの中国勢を完全に引き離しへ=勝又壽良 トヨタ「EV出遅れ戦略」で一人勝ちへ トヨタ自動車の経営戦略は現在、100%の成功である。リチウム電池によるEV(電気自動車)限界をいち早く見抜いて、次世代電池として全固体電池の開発に全力を挙げているからだ。 世界中の自動車メーカーは、リチウム電池EVへ一直線で進み設備増強に走った。一方のトヨタは、申し訳け程度のEV発売に止めて、現行EVに