2016年を振り返ると、たくさんのガジェットを買ってしまいました。そのほとんどはハードウェアが寿命を迎える前に、ソフトウェア的な寿命が来てしまいます。 2年ほど前に購入したAndroidスマートフォンは、引退後も家庭内端末として頑張っていますが、OSがバージョンアップされないためか、使いたいアプリがうまく起動できなくなったり、サポート対象外になってしまうアプリが増えてきました。 ただ、このようなかたちで“デバイスの引退時期”がはっきりするのは、むしろ分かりやすいかもしれません(高かったのに! という問題はありますが……)。 注意しなければならないのは、常に電源が入っていて、常時ネットにつながっているITデバイス。かっこよくいえば「IoT機器」、より身近な言葉でいえば、デジタル家電と呼ばれる類のデバイスです。なぜ注意が必要かというと、これらの機器は「攻撃される可能性」があるのです。 そのネッ