[25日 ロイター] - トランプ米大統領は歴史修正主義の報いが自身に跳ね返ってくることを遠からず思い知るのではないだろうか。特に、北朝鮮問題において彼自身による総決算が近づいているだけに、なおさらだ。 4月25日、トランプ米大統領(写真)は間違っている。核合意の効果についても間違っているし、イランと世界の主要国との合意が核問題に限定されている理由についても分かっていない。ホワイトハウスで30日撮影(2018年 ロイター/Kevin Lamarque) フランスのマクロン大統領を24日、ホワイトハウスに迎えたトランプ大統領は、再び、イラン核合意は「常軌を逸し」ており、「ばかげている」との中傷を繰り返し、ケリー元国務長官が中東地域におけるイランの問題行動に対処しようとしなかったのは、それが「手に負えなかった」からだと批判した。 トランプ氏は間違っている。核合意の効果についても間違っているし、