ブックマーク / tamaki-sunny-cloudy.hatenablog.com (1)

  • ついに小説書いたよ。 クリスマスケーキ - 晴れたり、曇ったり。

    日は小説です。 クリスマスケーキ パソコンにデータを入力し終わって顔を上げると、職場の白い壁にある時計が夜7時を指していることに気づいた。 職場には何人か残っているがいつものことであり、首にかけた名札を出入り口にあるタブレットにかざし退勤した。 昭和のころに建てられた、少し古びた30階建てビルの14階に職場がある。 誰も乗っていない広いエレベーターで降りている間にダウンコートをはおり、通勤バッグからとりだしたマスクをつける。 ビルの広い玄関には申し訳程度にクリスマスツリーが飾られ、併設するカフェには人がいない。 自動ドアが開くと同時に外の冷たい空気が押し寄せ、ダウンコートのボタンを留めた。 通りの街路樹に飾られたイルミネーションがまぶしく、離れたビルの明かりがあちこちでついている。 大通りには信号待ちの人が増えつつあり、集団のひとりになる。 ひとつの集団は信号が青に変わると一斉に駅へ向か

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