「『あれ、黒猫がいるな』と思ったんですよね。でもよく見ると……」 2014年2月、凍えるような雪の日。「NPO法人ねりまねこ」(本部・東京)で保護猫活動を行う亀山嘉代さん宅の庭に、突如、1匹の猫が現れた。まるで全身タイツをまとったような、風変わりな見た目の猫だった。 (末尾に写真特集があります) わずかな白い毛まで黒ずみ、足取りはおぼつかない。しかし、激しい威嚇で、亀山さんは近づくこともできない。ごはんでおびき寄せてTNR(野良猫の繁殖を防ぐため、捕獲し、避妊・去勢手術を施す)をし、「地域猫」として見守ることになった。その3カ月後、亀山さんは「ねりまねこ」としての活動を始めた。 ◆「変な柄」でも一生懸命! 授けた名は、「カッパちゃん」。今では個性的な毛柄で知られ、ファンも多い人気猫だ。頭の模様がおかっぱ頭みたいだからカッパちゃん? それとも白猫が真っ黒の合羽(かっぱ)をはおっているようだか
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