映画に関するfukudablogのブックマーク (1)

  • 2005年邦画ベスト10               宮台真司 - MIYADAI.com Blog

    (1)『紀子の卓』園子温監督(試写) 戦後邦画ベスト5に入る。家出した娘たちがレンタル家族で働くのを知った父親が、彼女たちを指名して過去の団欒を再現するが、父親の天国こそ娘たちの地獄だった──。「人は記憶を加工せずには生きられず(寺山修司的)、それ故地獄に堕ちるが、それもまた良し」という園子温監督のディオニソス的(ギリシア悲劇的)モチーフが炸裂する。 (2)『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』青山真治監督(試写) ノイジーな社会。でもカオスが足りない。ノイズ(〈社会〉の概念)はカオス(〈世界〉の概念)じゃない。だから人は生きながら死ぬしかない。だが「ある音楽」がカオスへの扉となり、人々は仮死を脱した。そう。これは監督が表現に託した輝かしき希望だ。或いは「そうした表現に向かうぞ!」との個人的宣言か。 (3)『ある朝、スウプは』高橋泉監督 彼はピュアさゆえに女に愛された。だがピュアさゆえに彼は人

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