ブックマーク / emi13-farout.hatenablog.com (10)

  • 下川裕治『週末バンコクでちょっと脱力』|読書旅vol.2 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    2回目の読書記事。舞台は同ブログとも縁の深いバンコクにしようと思い、下川裕治さんの『週末バンコクでちょっと脱力』(2013年/朝日文庫)をピックアップしてみました。 猛スピードで近代化が進むバンコク 下川裕治さんと言えばアジアに強い旅行作家。週末シリーズだけを並べても、このバンコク編の他に、台湾編、ベトナム編、沖縄編、香港・マレーシア編、ソウル編、シンガポール・マレーシア編が出ています。 なかでもタイは下川さんの十八番。タイ語を学びにバンコク留学した1980年代以降タイと日を幾度となく行き来し(時には現地に生活拠点を置き)、庶民目線からタイの魅力を我々日人にレポート。 いくつか拝読した中でも、特に私はレディーボーイにスポットを当てた『オカマのプーさん』(2000年)のインパクトが強烈でした。 www.youtube.com ちなみに、昨年にはYouTubeチャンネル『下川裕治のアジアチ

    下川裕治『週末バンコクでちょっと脱力』|読書旅vol.2 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
  • ブームが本格到来する前に知っておきたい泰流コスメの魅力 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    コロナ禍で日から出られない日々が続き、海外移住計画は一時中断。2020年1~3月にかけて周遊したタイとカンボジア話を1年以上引っ張ってダラダラ綴ってきた同ブログですが、ついにその時の話題も尽きました。 さてさて、どうしたものか。ひとまずいつか蔵出ししようと考えていたタイのプチプラ化粧品ブランド紹介を、何回かに分けてアップする作戦に打って出ます。 何を隠そう、タイのコスメ関連記事は当ブログのエース。2年前に上げたものでもいまだにアクセス数の上位にランクインしてくれています(まあ、他のコンテンツが弱すぎるんですけどね)。もしお時間があれば、ブランドごとにフォーカスした過去回もぜひぜひ。 ・Oriental Princess(オリエンタル・プリンセス)はこちらから ・Beauty Cottage(ビューティー・コテージ)はこちらから ・Beauty Buffet(ビューティー・ビュッフェ)はこ

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  • タイの流行を牽引するThe Wonder Room② ストリート編 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    バンコクを中心としたタイの新鋭ブランドを取り扱うセレクト・ショップ、The Wonder Room(ザ・ワンダー・ルーム)の紹介記事第2弾です。 東南アジア随一のトレンド発信地として10年ほど前からどんどん市場を拡大しているバンコクのアパレル業界。Disaya(ディサヤ)やSretsis(スレトシス)、Moo Piyasombatkul(ムー・ピアソンバットクール)を筆頭に、アメリカ~欧州進出を成功させて有名セレブからラヴコールを受けるデザイナーも少なくありません。 さてさて次に世界へ飛び出すのは誰?――そんなネクスト・ブレイカーを占う意味でもThe Wonder Roomは重要な鍵を握る存在なのです。 2回目となる今回は、奇抜なストリート・ファッション海外展開を目論むブランドをピックアップ。なお、The Wonder Roomの場所や営業時間は前回の記事よりご確認くださいませ。 ①Sh

    タイの流行を牽引するThe Wonder Room② ストリート編 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
  • タイ発のストリート文化を発信するAbsolute Siam 後編 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    引き続きバンコクのど真ん中に店を構える、突飛な、もとい、良い意味で個性的なセレクト・ショップ、Absolute Siam Store(アブソルート・サイアム・ストア)についての紹介記事です。 前回の①Daroon(ダルーン)、②Khuqclub(クッククラブ)、③Walking Stitch(ウォーキング・ステッチ)と同様に、今回も店頭で目に留まったご当地ブランドを3つほどピックアップしたいと思います。 なお、ショップのコンセプトや場所に関してはこちらからご確認くださいませ。 ④Araina-Apparel 入口付近のめちゃくちゃ良い場所にコーナーを割り振られているAraina-Apparel(アライナ・アパレル)の十八番は、仏教や神話をモチーフにしたデザイン。 真顔でVサインを掲げるお釈迦様や、スプレーアートに勤しむサングラス姿の天女など、人を喰ったような世界観で異彩を放っています。 ア

    タイ発のストリート文化を発信するAbsolute Siam 後編 - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
  • トンローで食べるリーズナブルなゴハン ~その3~ - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    Airbnbを使ってトンローで民泊した前回のお話に続き、今回はこの街のゴハン屋さんについて書きたいと思います。 バンコクでの滞在拠点をいわゆるスクンビット地区に置きがちな私とツレ。過去のブログでもトンローのゴハン屋さんをいくつかピックアップしてきました。 「トンローでべるリーズナブルなゴハン ~その1~」はこちら 「トンローでべるリーズナブルなゴハン ~その2~」はこちら 外国人向けのコンドミニアムも多いトンローは、高級志向のオシャレな飲店が立ち並ぶスポット。お店の入れ替わりはかなり激しいです。 しかし、私たちと言ったら相変わらずSNS映えするような流行りのレストランには行かず、なおかつ新規開拓にも消極的で……といった有り様。取り立ててフレッシュな情報はお伝えできないことを予めお断りしておきます。 ①Joke Bangkok 1軒目はタイのお粥=ジョークのお店、その名もJoke Ba

    トンローで食べるリーズナブルなゴハン ~その3~ - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
  • カオヤイにある日本人経営のイチゴ農園は他とどう違う? - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    先月から年を跨いでお届けしているカオヤイ国立公園(Khao Yai National Park)の周辺スポット紹介。今回はイチゴ農園を取り上げたいと思います。 フルーツ大国と言われるタイの中でイチゴは高級品の部類。昔は100%輸入に頼っていたものの、現在はチェンマイやチェンライをはじめ、国内でも盛んに生産されるようになりました。 イチゴのベストな生育温度は10~25度。常夏なイメージの同国でイチゴ栽培は不向きな気もしつつ、そこは避暑地として愛され、20度を下回ることもザラなカオヤイです。暑季を除けば何ら問題ありません。 また、美味しいイチゴを育てる上で欠かせないキレイな水も、世界自然遺産カオヤイから湧き出たものを引けるのは大きな武器でしょう。 こうした地の利を活かし、いまやカオヤイ周辺は北タイ地方にも負けないイチゴの名産地として成長を遂げたのです。 おもてなしの心 2090号線にはいくつも

    カオヤイにある日本人経営のイチゴ農園は他とどう違う? - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~
  • パクチョンの夜はナイトマーケットを攻めるべし - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    バンコクを離れてパクチョンに到着後、さっそく昼の街を散策してみたものの、人がまばらで開いているお店も少なく、一抹の不安を覚えたことは前回のブログに記した通り(*詳しくはこちら)。 では、夜のパクチョンはどんな感じなのでしょう。やはり街自体が過疎っているのか、それとも……。 夕はナイトマーケット(ほぼ)一択 世界遺産のカオヤイ国立公園からわりと近い場所にありつつ、意外にもそれほど観光産業が盛んではない国鉄パクチョン駅周辺。このあたりは典型的な地方のベッドタウンといった趣です。 よって、外国人観光客相手のバービアやナイトクラブもほとんど見かけません。それどころか飲店の数がそもそも少ない上に、駅前のお店の多くは15~16時に閉店準備を始める有り様。 「パクチョン滞在中の晩ご飯はコンビニで済ませるしかないか……」と半ば諦めモードでした。 しかし、民家がある⇒そこには人が住んでいる⇒つまり地元っ

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  • プラトゥーナム市場は激安アイテムの宝庫! - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    今回はBaiyoke Towerを中心とするバンコク最大の衣料品市場、Pratunam Market(プラトゥーナム市場)のお話です。 横浜ランドマークやあべのハルカスを凌ぐ高さ300m超えのBaiyoke Tower II(バイヨークタワーII)は、バンコク全体を見下ろせるヴュースポットとして、あるいはチチカカやマライカ系バイヤーご用達の仕入れスポットとして人気の高層ビル。 私とツレがやっているオンラインショップ「FAR-OUT」はBaiyoke Towerを含むPratunam Marketで買い付けを行っているわけじゃないので、この一帯にはあまり用事がないものの、調査も兼ねて定期的にパトロールするようにしています。 このPratunam Marketがなかなかおもしろく、実は業者以外でもショッピングを楽しめるエリア。にもかかわらず、「お買い物大好きな日人観光客が少ないのはなぜ?」と

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  • バンコクのサパンクワイってどんな街? - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    バンコクのBTSサパンクワイ駅付近で人生初めての民泊体験をした私とツレ(*詳しくはこちら)。 お隣のモーチット駅周辺には空港バスが乗り入れたり、巨大なバス・ターミナルがあったり、Chatuchak Weekend Market(チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット)が開催されたりと観光客にも馴染みの深い場所ですが、サパンクワイはと言うと……何のイメージも湧きません。そもそもどんな街なの? そこで今回は、私たち自身これまで一度も降りたことがなかったサパンクワイのエリア紹介をザックリしていきたいと思います。 下町情緒たっぷり サパンクワイを一言で表現すると超庶民派。強いて東京都に当てはめるならば北区や足立区あたりでしょうか。下町風情が色濃く残り、気取った感じは皆無。 宿泊していたアパートメントのすぐ隣には闘鶏やらムエタイやらの中継を年期の入ったブラウン管TVで流している商店があり、朝から

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  • シェムリアップでサイクリング【その1】~アンコールワット通り界隈+αで人生を学ぶ編~ - FAR-OUT ~日本脱出できるかな?~

    今回からシェムリアップ編が格スタートします。予めお伝えしておくと、この旅ではアンコールワットやタ・プローム、ベンメリアをはじめとする有名遺跡に一切訪れていません。 すべてはツレの意向。クメール遺跡大好き人間な私としては行きたかったんですよ。でもまあ、過去にたびたび観てきたし、たまにはノープランでゆっくり過ごすのも良いかな~なんて。 シェムリアップで自転車レンタル ということで、まずは自転車のレンタルから。シェムリアップの一部区間では外国人のバイク運転が禁止されています。 地元の方の仕事を奪わないためとか、事故や渋滞を防ぐためとか、理由はいろいろあるのでしょう。 とにかく、私たちの泊まったホテルがその区間を通らないとどこへも行けない立地だったので、バイクを借りることは断念。 流しのトゥクトゥク運転手を捕まえて何日か専属ドライバーさんになってもらう選択肢もありましたが、貧乏性の私がそれをした

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