2018年冬季五輪が平昌で2月9日に開幕するのにともない、人々は空港やスタジアム、施設を巡回する多数のロボットについて、大いに熱狂するはずだ。 韓国科学技術院(KAIST)の開発した二足歩行ヒューマノイドが2018年に聖火ランナーの1人を務めたことを考えると、おそらくそれは意外なことではないだろう。 2018年冬季五輪のロボットを支えるさまざまなチームを組織しているのは、KAISTの呉俊鎬(オ・ジュンホ)教授だ。 呉氏は地元のメディアに対し、「韓国のロボット技術を最高の方法で示す」ことが自分の使命だと述べた。 ロボット工学に関しては日本の後塵を拝しているが、韓国は自律技術の開発において、世界で特に優れた国の1つだ。この2年間、韓国政府は冬季五輪を、同国のロボティクス産業についてアピールする場として注目してきた。 韓国政府の産業通商資源部は、五輪をサポートするロボットを提供する8社を支援する