国交省文書こっそり差し替え＝コピー示され失敗－財務省 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書改ざんで、財務省職員がつじつまを合わせるため、国土交通省に出向き、同省内に保管されていた文書を改ざん後の文書に差し替えていたことが４日、財務省の調査報告書で分かった。しかし機転を利かせた国交省職員が保管文書のコピーを提示し、原本は無事だったため、失敗に終わった。 役所不祥事、安倍首相に最終責任＝自民・竹下氏 問題の文書は、学園への土地貸し付け契約の際に作成した「貸付決議書」。財務省から国交省に改ざん要請があったとの一部報道を受け、同省は内部調査を行い、財務省に合わせて４日、結果を公表した。 それによると、財務省理財局の職員が昨年３月以降の時期に、国交省の室長級職員に対し、同省で保管する決裁文書に「最終版がある」と説明。４月下旬ごろ、国交省で文書を確認したいと申し出た。 国交省職員は不審に

政権批判のジョークが波紋＝「行き過ぎ」批判、廃止論も－米記者会 政権批判 トランプ氏 【ワシントン時事】米ホワイトハウス記者会の主催で２８日に開かれた夕食会で、ゲスト参加したコメディアンの発言が波紋を広げている。トランプ大統領や政権幹部へのジョークが度が過ぎているとして、政権に厳しいメディアからも異論が噴出。夕食会を廃止すべきだとの声も出ている。 夕食会は毎年恒例のイベント。主要メディアの報道を「偽ニュース」と決め付け、対決姿勢を崩さないトランプ氏は昨年に続き欠席したが、サンダース大統領報道官やコンウェー大統領顧問らが出席した。 問題になったのはコメディアンのミシェル・ウルフさんのスピーチ。トランプ氏の女性問題についてジョークを飛ばした後、サンダース報道官を攻撃。「（記者会見では）事実を焼き焦がせてねじ曲げ、その灰で完璧なアイシャドーをしている」と、報道官の外見をやゆしたと受け止められる発

職員研修用の文書が流出＝翻訳発注先から−規制委 原子力規制委員会は３１日、事務局の原子力規制庁が作成した新人職員の研修用文書がネット上に流出したことを明らかにした。文書は再処理施設や安全規制の概要などをまとめたもので、文書管理上の区分は「漏えいにより行政事務に支障が生じる」とされる「機密性２」（４段階のうち２番目）に指定されていたが、規制庁は「いずれも公知の情報で、支障は生じない」としている。 　規制庁によると、流出したのは説明に使うスライドのファイル。新興国の規制機関に提供するため同庁国際室が東京都内の業者に翻訳を発注した。 　ところが、この業者は求人サイトで作業を外注。応募者にスライドファイルを送るため、ネット上にデータを置いた。このアドレスを公開してしまい、パスワードも付けていなかったため、だれでもダウンロードできる状態になっていた。３０日午前に内閣官房サイバーセキュリティーセンター