人は干渉されるのをとても嫌がる生き物ですよね。 老人ホームに入りたがらない高齢者や、生活保護などの利用による一時保護施設(シェルター)を拒む路上生活者。 保護者と離れることより、保育園自体が嫌いな園児。 これは結構福祉と密接にかかわっているように思えます。 そのことを、素人なりに思いを馳せてみました。 約10万年前、ネアンデルタール人は洞窟に住んでおり、ホモサピエンスは洞窟だけでなく狩りのしやすいように草原にキャンプもしたそうです。 男性は狩りをするため男性同士で狩猟集団を作り、女性も洞窟という狭い空間で、男性たちが狩りから帰ってくるまで同じ女性同士の共同生活をしていたそうです。 要するに性別に関係なく、集団で生活をしないと「食」にありつけなかった時代が、現代史よりも長くあったことになります。 集団のリーダーというのが必ずいい立場だったとは言いませんが、集団にいるというのは集団に対し従順に