「定番の昔話が江戸時代にはどう書かれていたか?」シリーズヾ(๑╹◡╹)ノ" 今回は「ぶんぶく茶釜」です。 「ぶんぶく茶釜」のお話は色々なバリエーションがありますが、江戸時代の絵本では、現在普及している「ぶんぶく茶釜」のお話[茶釜に化けたタヌキが見世物をして大活躍的な内容]とはちょっと違うようです。 ※茂林寺系の「ぶんぶく茶釜」については、前にちょっと書いてます。 kihiminhamame.hatenablog.com ここでは、享保頃[一七二五年前後か]に書かれたと思われる「ぶんぶく茶釜」の赤本[絵本の一種、表紙が赤っぽい色なので赤本と呼ばれた]を読んでみましょう。 ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 ぶんぶくちやがま - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 ▲中昔《なかむかし》の事かとや、東山殿の御茶坊主、ぶんぶく、ぶんざい、ふ