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いい話と増田文学に関するhhungryのブックマーク (3)

  • ざるそばを姪と一緒に食いに行った

    俺は嫌だった。だって小学3年生の女の子を連れてる33歳のおっさんなんて完全に不審者じゃん。警察沙汰になる可能性すらある。 そもそも俺はそば屋が大嫌いなんだよ。そばじゃなくて、そば屋が嫌いなの。 でも妹がどうしても急用があるし、この日にざるそばをべるって約束しちゃったから、とか言って姪を押し付けられた。 しゃーないから車に乗ってそこそこ高めの蕎麦屋に向かった。姪はキラキラした目で街を見て「ざるそば!ざるそば!」と連呼していた。 ここで釘を刺しておこうと思って、俺は言った。 「俺はな、そばは好きだけどそば屋は大嫌いなんだよ」 姪は不思議そうな顔をして俺のことを見つめてこう言った「なんで?」 「大人になると色々嫌な思い出が積もるからね」 この文章を読んでいるのは大人だろうから言っておくと、俺の5年付き合っていた元カノはそば屋勤務だった。ある日突然振られてそのまま音信不通。それから俺はそば屋を見

    ざるそばを姪と一緒に食いに行った
  • 父が亡くなった。84歳だった。 ものが食べられなくなり、胃瘻や延命措置も..

    父が亡くなった。84歳だった。 ものがべられなくなり、胃瘻や延命措置も断ったので、老衰といってもいいと思う。 慌ただしいながら滞りなく葬儀が過ぎ、四十九日の法要も終わり、私の手元には父の腕時計がある。 私が初任給で買ってプレゼントした国産の腕時計。値段は1万円ほど。 もう30年も前の話だ。 海が好きで、よく日に焼けた腕にいつもはめていた銀色の時計。 よくお酒を飲んでは、「これは○○にもらったやつで、水に濡らそうがびくともしない、電池も変えることもなくいつまでもちゃんと動いているいい時計だ」(単に防水でソーラーだっただけだが) と自慢げに満足そうに笑っていた。 形見としてもらった時はもう動いていなくて寂しかったのだが、陽にあててしばらくするとまた、動き出した。 なんだ。まだ動くんだ。 国産の質実剛健な性能に驚き称賛すると同時に、なんだか父が笑っている気がした。 「そらぁ○○からもらった時計

    父が亡くなった。84歳だった。 ものが食べられなくなり、胃瘻や延命措置も..
  • 黒ギャル

    https://anond.hatelabo.jp/20170624093754 ・黒ギャルはオタクをゴミだと思っている まあたしかにあまり相性はよくないかもしれない。 俺はオタクだし、黒ギャルの友達はひとりもいない。 でも黒ギャルに関する思い出ならいくつかある。 Ⅰ 幼稚園児の頃。横浜のデパートで両親とはぐれて迷子になった時、黒ギャルに助けてもらった。 黒ギャルは泣いてる俺の手を引いて、お客様案内所まで連れて行ってくれた。 両親が迎えに来るまでの間、黒ギャルが俺の隣に座って一緒に待ってくれた。 黒ギャルは俺にノートとペンを貸してくれた。俺はそれに絵を描いた。 黒ギャルがその絵をやたらと褒めるもんだから、俺はうれしくなって、すっかり泣き止んで、得意気に絵の解説をした。 別れ際に黒ギャルが俺の頭を撫でた。とてもいい香りがしたのをはっきりおぼえてる。ココナッツオイルの匂いだったのかな。 Ⅱ 浪

    黒ギャル
    hhungry
    hhungry 2017/06/25
    ときどき見聞きする黒ギャルは「馴れ馴れしいくてフレンドリー」な印象がある。
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