1973年に公開された007シリーズ第8作目、ロジャー・ムーア主演の「007 死ぬのは奴らだ」では、ワニの上を飛び移っていくというシーンがあるのですが、この撮影はスタントマンが実際にワニを踏んでいる非常に危険なもの。これを成功するまでに5回も撮り直しが発生しています。監督のサドっぷりが分かりますね。 このワニのシーンは、撮影地のジャマイカでワニ園を経営していたロス・カナンガが提案して行われました。ちなみにスタントマンは言いだしっぺであるカナンガ自身が行なっており、かかとをワニに持っていかれそうになりながらも5回目に成功しています。 動画はこちらから。 Live and Let Die Crocodile Jump attempts – YouTube ちなみに同作に登場するヤフェット・コットー演じる悪役のドクター・カナンガ(ミスター・ビッグ)の名前はこのロス・カナンガを由来としています。