小さな行動、ベビーステップではじめるImage: Arak Rattanawijittakorn/Shutterstock.com私は社会人になったばかりのころ、社内でも一番厳しい人として有名なN課長の下に配属され、情報システムの営業をやっていました。営業をはじめて1カ月が経ったある日、情報システムの提案依頼を顧客から貰いました。 N課長から「古川、提案書を書いてみろ」と指示されたのです。 私はどうやってつくればいいのかを聞いたのですが、「自分で考えろ」と厳しく突き放されました。1週間後の納期に向けて、私は何をどう進めたらいいのか見当もつかず、ただ時間が過ぎていきます。 結果的に4営業日が過ぎても何も進められず、意を決して怒鳴られることを覚悟しながら「実は、何も進んでいません」と報告をしました。 その時にN課長から言われたのは、「お前は、表紙と目次案ぐらいつくれないのか?」という一言でした