「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。
印刷した日時・時刻をマスキング 犯人はテロップを制作するスタッフで、子会社が契約している派遣職員だった。「興味本位でやった。大変なことをしてしまい申し訳ない」と話しているという。 「専用端末に保存されている資料を印刷すると、右上部分に印刷した日付・時刻が印字されます。派遣スタッフはその部分だけマスキングして暇空氏に送っていた。ただ、この取材資料にアクセスする人間なんて限られているし、多くてもせいぜい十数人。不祥事対応をする専門部署のリスクマネジメント室がアクセスした人物を徹底調査し、犯人を絞り込んでいくとあっさり認めたようです。女性だったと聞いていますが、暇空氏のファンだったのでしょうか」 あるベテラン記者は「この会社がもはや終わっていることを示す象徴的な不祥事です」と嘆く。最近はあらゆる職種で、しかも全世代にまたがって職員の退職が相次いでいるという。 「昨年は全職種で100人くらい、記者
スケベ根性の男がいなくなればいい 女性保護団体と衝突していた迷惑系YouTuberについては、彼なりの“怒り”を表す。 「てっきり女性の味方かと思ったら、あいつらに追いかけられた子がいたみたいで。バズればいいのかよって。女性保護団体を攻撃して炎上させたいだけでしょう。その証拠に、今はパッタリ来なくなったでしょ。その程度なんだよ」 筆者はジュンイチ氏の罪悪感を否定するつもりはなく、それも本心の一つであろうと感じた。だが、筆者が出会った男性たちに共通するのが、やはり当事者意識が希薄である点だ。それは、性にまつわる不祥事を起こした場合の社会的地位への影響が、女性とは非対称であることも関係しているように思えた。実際、ジュンイチ氏は「ここでYouTube に晒されても、別に結婚してるわけじゃないし、話してるだけだと言えば問題ない。会社にバレたって『何してんの? ワハハ』と笑われてお咎めなしだと思う」
ジャニ担記者とは? 10月2日の記者会見で、新社名と組織体制が明らかになるジャニーズ事務所。SNSやネット上では新しい社名を予想すると共に、グループ名やコンサート、イベントの名称から「ジャニーズ」や「J」といった言葉がなくなってしまうのかどうか関心が集まった。 【写真を見る】ジャニー喜多川氏が逝去した際の報道は 各マスコミにいる「ジャニ担」こと、ジャニーズ事務所担当記者たちもそれは同じだ。今回の騒動では、一連の性加害を黙認、助長した一因として、マスコミの責任も指摘されており、わけても最前線で取材にあたっていた「ジャニ担」たちへも厳しい視線が向けられている。一口に「ジャニ担」といっても、どんな記者がどのような仕事をしているのか、どんなうま味や、逆に辛いことがあるのだろうか。 マスコミ各社にはジャニーズの窓口となる記者や編集者、スタッフがいるが、一般に「ジャニ担」と呼ばれる専従の担当記者がいる
ペットショップ大手「Coo&RIKU(クーアンドリク)」東久留米店(東京都・東久留米市)で8月17日に購入された子犬が、犬パルボウイルス感染症が原因で4日後に死んでいたことがわかった。3日に「江の島店」(神奈川県・藤沢市)で購入された子犬も同じ病気で7日に死んでおり、8月だけで2件目となる。犬パルボウイルスは感染力が強く、免疫のない子犬の場合、致死率は8割にも及ぶ恐ろしいウイルスだ。同社の流通経路で動物が杜撰に管理されている可能性が強まってきた。 *** 【写真】クーアンドリク創業者の大久保浩之社長と亡くなる直前の衰弱しきった「メイ」 亡くなったワンちゃんに似ていた 「『メイ』をショーケースの狭い世界から出してあげてから、一日くらいしか普通の生活をさせてあげられなかった」 女性(43)は、愛犬と過ごした短すぎる時間をこう振り返った。出会いは8月17日だった。 「5月に15年連れ添ったスムー
「“カジノに連れて行け”と言いだし…」 国民からの非難が噴出した、自民党女性局長(21日に辞表を提出)の松川るい参院議員が今井絵理子参院議員らと出かけたフランスのパリ視察。今年1月、岸田文雄総理の長男・翔太郎氏が父の欧州・北米5カ国訪問に同行して観光名所を巡っていた問題も。なぜ“税金泥棒”が公然と認められているのか――その答えは2019年に策定された“抜け道”にあった。 *** 【写真6枚】今井絵理子の移動車を運転する「ハシケン」 髪を伸ばし、かつて不倫が報じられたときとは印象が異なる もはや永田町の夏の風物詩ともいえる国会議員の海外視察。元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏は、外務省が議員らに対して行うアテンド、すなわち「便宜供与」の実態についてこう明かす。 「私が便宜供与をしたうち、国会議員で一人だけ例外的にとてもひどい人がいました。細川護熙政権の時のことで、当時の新生党所属のある議員が
毎年実施されているダイヤ改正は、鉄道ファンにとって一大イベントだ。廃止される路線や引退する車両のサヨナライベント、逆に新たな車両が登場するお披露目イベント。どちらも、多くの鉄道ファンが結集する。 今年3月のダイヤ改正は、何と言っても東日本大震災によって運休していた常磐線が全線復旧することに注目が集まっている。2011年から運休を余儀なくされた常磐線は、順次、部分的に復旧を果たしてきた。今回のダイヤ改正で全線が復旧し、品川駅−仙台駅を直通する特急の運転も開始される。 速報「製薬会社とは名ばかりの“アイデア商品屋”」「開発責任者にすら生薬の知識がない」 紅麹問題で揺れる小林製薬の“儲け重視”の企業体質 そうした朗報がある一方、時代にそぐわなくなって姿を消す列車もある。近畿日本鉄道(近鉄)が運行していた鮮魚列車も、今回のダイヤ改正で姿を消す。 近鉄の鮮魚列車は1963年から運行を開始。伊勢で水揚
JR東海道線のとある駅。改札を出ると数匹の犬と一緒に座り込んでいる女性がいる。横には〈本当の殺処分ゼロを目指して〉と書かれた看板と、募金箱が置かれている。聞いてみると、動物保護団体によるボランティア活動だという。 速報「製薬会社とは名ばかりの“アイデア商品屋”」「開発責任者にすら生薬の知識がない」 紅麹問題で揺れる小林製薬の“儲け重視”の企業体質 「かみぐせなどの理由で飼育放棄された犬のしつけをやり直しています。その上で新しい飼い主さんを見つけて引き取ってもらうんです」 通りかかる人の中には、千円札を入れる人も。この活動を行っている一般社団法人「レスキュードアニマルネットワーク」を動物愛護法違反の疑いで不起訴とした処分について横浜第三検察審査会が「起訴相当」の議決を下したのは7月13日のこと。検察審査会とは、不起訴処分の当否を審査する組織で、今回の議決で検察は再捜査をすることになる。何があ
7月20日、日本政府はインドネシア政府の要請を受ける形で、20億円の無償資金協力と最大500億円の円借款を決定した。名目は新型コロナウイルスの感染症対策および医療体制支援で、円借款は金利0・01%で償還期間は15年だ。東南アジア情勢に詳しいジャーナリストの末永恵氏は、この“思いやりODA”に疑問を呈する。 *** 8月23日現在、人口およそ2億7000万人のインドネシアのコロナ感染者数は15万1498人、死者数は6594人(新規感染者2037人)。発表値をそのまま信用できないとはいえ、5倍以上の人口を抱える中国の感染者数が8万9645人、死者数4711人であることを鑑みると、アジア地域で最悪レベルを更新中だといえよう。しかもインドネシアのこの公表値は少なく見積もられている指摘もあり、現地有力誌『テンポ』は「(実際の)死者数は約5倍」と報じている。 8月に入っても1500人から2000人を超
2020年3月、大川原化工機株式会社(本社・神奈川県横浜市)の社長ら3人が「武器に転用できる機械を中国に違法輸出した」という外為法違反の容疑で警視庁公安部に逮捕された。3人は1年近く勾留された末、公判直前に起訴が取り消され、検察は事実上の「敗北」を認めた。有識者の立場で警察に意見を伝えた防衛医科大学校の四ノ宮成祥(※正しくは示へんに羊)校長は、警察が作成した報告書の内容に異議を唱える。事件の詳細については、〈警視庁公安部のお粗末すぎる捜査…国賠訴訟を起こした大川原化工機幹部が語る「中国不正輸出冤罪事件」全真相〉で解説している。【粟野仁雄/ジャーナリスト】 【写真】生物兵器に転用できるとされた「噴霧乾燥機(スプレードライヤ)」と大川原社長 滅菌、殺菌、消毒を誤用 生物兵器の製造に転用できる機械の輸出を規制する外国為替及び外国貿易法(外為法)違反の対象とされたのは、大川原化工機の主力製品「噴霧
W不倫を認めた広末涼子さんの夫のキャンドル・ジュンさんによる単独会見が話題だ。ひとりで受付から会場設営まで行い、自らのライフワークをふまえての広末家でのスタンスや妻の内情を語って世間の度肝を抜いた。とはいっても目的は暴露にあったわけではなく、自身や相手方の子どもを気遣い、過熱報道にくぎを刺したかったということのよう。それだけに、その後のワイドショーではかなり抑制的なトーンでの報道が増えたように感じられる。というより、もう有名人コメンテーターを招いて「視聴者の代弁をさせる」ワイドショーという仕組み自体が壊れ始めているのではないだろうか。 【写真12枚】「かわいすぎない?」17歳の広末、プライベートで地下鉄とJRを堂々と利用する様子 ひょうひょうとしたキャラクターと毒のあるコメントで引っ張りだこだったおぎやはぎさんに言わせれば、「コメンテーターとしてダメなのは“人それぞれ”というスタンス」との
復元の目的は歴史的空間を後世に伝えること 現行の天守が耐震性の低下を指摘され、手を打たなければならない以上、それを木造で復元することには大きな意味がある。名古屋城天守はその規模もふくめ、木造による日本の伝統建築のひとつの到達点だった。それを精密に再現して後世に伝えることの意義は、途方もなく大きいといわざるをえない。 「焼失したものを復元しても本物ではない(からあまり意味がない)」という意見もあるが、名古屋城天守の場合、わからない部分を想像で補う復元ではない。失われたのと同じ建造物を再現することができるので、後世にいたるまで歴史的空間の正しい理解に寄与するはずである。また、それが伝統建築の最高峰である以上、復元は日本人の文化的な誇りにもつながるだろう。加えて、失われつつある伝統工法を継承するうえでも意義がある。 すなわち木造復元は、観光客が屋内に入り、上階まで登るためではない。時代を画した歴
若手社員が1週間、音信不通になる“失踪事件”までもが発生した。さらに、21年6月に配属された新入社員は、ギスギスした編集部の雰囲気に耐えられず、その年の11月には会社に来られなくなってしまった。結局、在任中の1年半ほどの間に5名が休職したことが決め手となり、21年11月に編集長を交代することになったという。 「ところが会社側は、“パワハラ問題”として十分な調査を行いませんでした。実際、社内には『休職した5人のケースすべてが編集長の責任ではない』という声もあった。当時はコロナ禍の真っ盛りで、多くの社員が精神的な不安を抱えており、そうした状況が休職に繋がったと考える者もいたのです。休職者以外にもパワハラを受けていた社員は多数いましたが、編集長の交代に安堵したためか積極的な告発はありませんでした。組合も大きく問題視することなく、一度はこの問題は忘れ去られたのです」(前出・中堅社員) だが、今回の
「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。 文科省が、全国の国立大に人文社会系学部などの廃止・見直しを「要請」したのは昨年6月。“文系軽視”と批判されながらも方針は覆らず、今春から実現に向けた6年間の「中期計画」が始まった。経済学の泰斗が、人社知を蔑ろにする浅薄かつ危険な風潮に警鐘を鳴らす。 *** 文部科学省 あらためて紹介すると、昨年6月8日に下村博文・文部科学大臣(当時)の名で、全国86の国立大学長宛てに届いた「通知」は、以下のような内容だった。 〈教員養成系学部・
全国でマッチングアプリを使った“ぼったくり”被害が多発している。なかでも、その中心地とされるのが東京の新宿・歌舞伎町だ。同地に棲息するぼったくり店関係者の口から語られる、その“悪辣”手口と「ルフィ事件」との意外な共通点とは。 *** 【写真を見る】逮捕された20歳の女性とグルだった「ぼったくりバー」の店内風景 3月3日、警視庁新宿署は風営法違反(無許可での接待行為)の疑いで住所不詳の専門学校生・畠叶夢(はた・かなめ=20=)容疑者を逮捕。民放キー局社会部記者が解説する。 「今年2月11日、畠容疑者はマッチングアプリで知り合った20代男性と新宿駅で落ち合うと“いつも行くダーツバーに行こう”と誘って、歌舞伎町のぼったくり店Hに連れ込みました。店側は当初、“飲み放題で1人1時間5000円”と説明したが、間もなく畠容疑者が被害男性に“トランプしよう”と提案。負けたほうが“1ショットの酒を飲む”とい
対局中の“鼻出しマスク”を理由に3局連続で反則負けになった日浦市郎・八段(56)に対し、日本将棋連盟が下した懲戒処分が波紋を呼んでいる。「対局放棄に等しい」と指弾する連盟とは対照的に、これまで沈黙を守ってきた日浦氏が今回、初めてメディアの取材に応じ、コトの真相と胸中を語った。 *** 【写真を見る】将棋連盟が公表した「処分理由」と“宣戦布告”した日浦氏 「連盟から連絡が来て今回の処分を聞いた時は、やはり軽くない内容だったので深刻に受け止めました。対局禁止は5月12日まで続きますが、棋士にとって4月と5月は試合数が最も少ない時期のため、ある程度の配慮はあったのかもしれない。ただし“今回の処分が不当である”との私の思いは揺らいでいません」 冷静な口調でこう淡々と話すのは日浦氏本人である。 2月13日、日本将棋連盟は「立会人の裁定や処置に従わず、実質的な対局放棄を繰り返した」として、日浦氏を「対
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