Microsoftは、フロリダ州オーランドで開催された「Microsoft Ignite 2019」カンファレンスで、クラウドコンピューティングサービス「Microsoft Azure」上の量子コンピューティング能力向上を目的に複数の企業と提携したと発表した。産業機器大手のHoneywellもそのなかの1社だ。 この発表について、Honeywellにおける量子コンピューティングの責任者であるTony Uttley氏が米ZDNetに語ってくれた。同氏は、量子コンピューティングがどのようなかたちで進化していき、従来型コンピューティングを支援する存在から、将来的に従来型コンピューティングを置き換える存在になるのかを説明するなかで次のように述べた。 「Honeywellが量子コンピューティングに携わっていることさえ知らない人々のために述べておくと、われわれは今や十分に成熟し、真の競合企業になってい