ここで、少しだけ専門的な話をさせてください。 株価というのは、 「EPS(1株当たり利益)× PER(株価収益率)」で 決定します。 おおざっぱに言うと、 EPSは「利益」、PERは「人気」です。 つまり、 株価は「利益」と「人気」で決定するんですね。 ぼくは、人気を気にする人から 「日経平均はどうなりますか」 「為替はどうなりますか」と、よく質問されます。 投資のプロで、しかも日本でいちばんの成績なんだから、 わかっているはずだろう、と。 そういうとき、 ぼくはいつも「わかりません」と答えます。 ぼくの仕事は、 日経平均株価の上げ下げを当てる仕事ではありません。 来月の日経平均株価が上がるのか、下がるのかなんて、 誰にもわからないのです。 わかるとしたら、神様だけでしょう。 けれど、社長と会って話すことで 真面目に経営しているのか、 ちゃんとお客さまが増えているかを調べることは 人間にも
Lesson685 あげなさい じいちゃん・ばあちゃんの教えは、 孫にとって小さくない。 そう実感させられることが、 学生の表現に接していて、多い。 なかでも、 私が近年、 もっとも影響を受けたのが、 ある男子学生に、 おばあさまが言い聞かせた 「あげなさい。」 という教えだ。 男子学生Yくんに、 おばあさまはいつも、 無償で与えることの大切さを こう教えた。 「あげなさい。 うばうんじゃない。」 お菓子にしても、 おもちゃにしても、 知識にしても、 労力にしても、 人からうばおうとするな。 あげなさい。 惜しまず、見返りを求めず、 あげなさい、と。 おばあさまは、 この言葉を自らも厳しく実践した。 おばあさまにとって、 孫が生まれるとき、 医療ミスと思われる事態で、 無念にも、死産になってしまった。 裁判に訴えて出ろというまわりの声もあったのだが、 哀しみの中、 おばあさまは気丈に、
糸井 矢口さんは、 どうして林業を映画にしようと思ったんですか? 矢口 それはもう、三浦しをんさんの 『神去なあなあ日常』を読んで、 これはぜひ自分が撮りたい、と思ったからです。 ぼくは『WOOD JOB!』で はじめて「原作ものの映画」を撮りました。 今までの作品は、すべて 自分がゼロから脚本を書いた オリジナルのストーリーでした。 おもしろそうな題材をみつけたら、 時間をかけて取材をして脚本を書く、 というふうにやってきたんです。 糸井 なるほど。 矢口 でも、 「オレはオリジナルだけでやっていくんだ!」と 宣言したことは一度もなくて、 いい原作との出会いがあれば 原作ものの映画を撮りたいと、ずっと思っていました。 知り合いに、映画の原作になるような本があれば ぜひ読ませてほしいと声をかけたり、 自分でもいろんな本を読んだりしていました。 けれど、 自分が映像化するべきだと思えるものに
福岡からハラハラドキドキしながら、 見守ってます。 人って、三日間でこんなにも 変われるんだと感動してます。 昨晩の気仙沼でのお話は、 自分が出来ていなかった事だったので、 胸に刺さりました。 早速出来る事からと思い、 会社での声掛けを私なりに始めました。 気持ちいいおせっかいさん目指します! (あゆみ) この企画をずっと見ていたら、 おこがましいですが、人に優しくしたくなりました。 本当に田口様のお顔つきが 変わられたように思います。 (だぁこ) 応援団のエールで初めて泣きました! 団長、そして先生、ありがとうございます。 (大阪のいのしし) どんどん田口さんの身が軽くなって行く‥‥。 ちょうど、自分の足で立つことなどを 考えていた時で、わくわくして、 そしてこの方向を信じていいんだと思える 企画でした。 帰ってきたら、またいつも通り、 そして奥さんやら、同僚に 『あの時のあいつはどこへ
Lesson688 「人見知り」をのりこえる ―3.恐いは大切 「世間話ならできるけど プライベートな話となると、ムリ」 「はじめまして、から挨拶程度はぜんぜん大丈夫! でもそこから仲良くなるのは、 とたんにハードルが上がる」 「挨拶から、すでにムリ」 など、人見知りも いろんなケースがあるけど、 つぎのケース、 共感する人も多いんじゃないだろうか? <会えば会うほど恐くなる> 人はみんな人見知り、人が怖い。 うなずきながら読んでしまいました。 とてもよくわかります。 けれども、 人数に応じて人見知りが酷くなるということが、 あまりよくわかりません。 私は、 何度も顔を合わせる相手になればなるほど 人見知りになります。 道を尋ねてきた外国人、 ライブを見に来た百人以上の観客、 仕事の取材相手、 飲み屋でたまたま意気投合したおじさん。 初対面の人とはとてもフレンドリーに話せます。 お互い笑顔
ソッチー!(あくまで軽い挨拶) はーーーー、すごかったですね。 ていうか、おわってからまだ数時間です。 いやぁ、もう、ぼんやりしちゃいますね。 けど、ぼんやりしているわけにはいかないんです。 数時間前の歓喜を振り返っていきましょう。 もちろん、そのほかのことも。 あ、その前に、どぼんを発表しておきましょうか。 今日のどぼんは、意外ですよ? こちらです!! え? それ、 渡部選手が銀メダルをとるまえから このページで言ってたんじゃなかった? そうなんです! しかしですね、山ほど来るんです。いまだに。 たぶん、テレビとかに表彰式や インタビューが出るたびに 「あ、長谷部だ」と。「村上くんやな」と。 そんなわけでみなさまに念を押しておきます。 ノルディック複合の渡部暁人選手が 長谷部選手や村上さんに似ているというのは、 もう、教えてくださらなくて大丈夫ですよ! そして、教えてくださったたくさんの
2013年の暮れ、ぼくは 東京証券取引所が主催する勉強会で、 約100名の社会と家庭科の先生に向けて 経済と投資についてお話しました。 今までお話してきた内容は、 そのときにしたものと同じです。 ぼくはそのとき、学校の先生たちに 「あなたたちが育てているのは 経済をマネープリンターだと思っている人間なんだよ」 と直接投げかけました。 もちろん、ぼくは学校の先生たちを 非難したかったわけではありません。 このような価値観を生んでいるのは、 社会全体にも責任はあるのですが、 その一部は学校の先生にもありませんか、 という事実をお伝えして、 自覚していただきたかったのです。 約1時間半の講義でしたが、うれしいことに 過去に何度か行われた勉強会のなかで、 アンケートの満足度が もっとも高い勉強会になりました。 そのアンケートの感想を読んでみたら、 ほぼ、同じことが書いてあったんです。 それは、次の
―― オリジナル、カズン、WEEKS、 Hobonichi Plannerを1冊ずつ使用中で、 spring版をつかう予定、とのことでしたが、 小説のアイディアは、 オリジナルに書かれているのですか? 西尾 いえ、アイディア等は 基本的には書き留めません。 思いついたものを忘れないうちに書く、 というのがスタンスです。 書いた小説をゲラ(校正刷り)で見る際、 チェックポイントや要点を見落とさないように メモを取っておくくらいでしょうか。 いわゆる創作ノートみたいなものはないんですよ。 ―― あ、ないんですか! 西尾さん、そうとう多作ですし、 登場人物だけでもかなりの人数におよぶと思うので、 何かにまとめてあるんだとばかり‥‥。 西尾 忘れてしまうアイディアは 忘れるべきアイディアだったと考えます。 ノートにプロットを書いてから書き始めるやりかたにも 何度か挑戦しているんですけど、 なんだか
1分間って、 なかなか難しいですね。 私もよろめいてしまいました。 からだのじくを揺らさないことが、 とても重要です。 それは、転ばない、痛めつけない からだづくりをするためです。 もしも、1分間 片足立ちができなければ、 テーブルにいっぽんの指をたてて からだを支えながら 片足立ちをする練習をすると、 3ヶ月くらいすれば ちょっとやそっとじゃ ぐらつかずに片足立ちが できるようになるそうです。 やってみようーっと。
糸井 新刊の『未来企業』のテスト版をいただき、 まずは最初のほうだけ読ませていただきました。 リンダ ありがとうございます。 糸井 そのなかで「レジリエンス」という言葉を つかわれていたのが、とてもおもしろかったです。 というのも、 リンダさんの「レジリエンス」という考えは ぼくが前から考えていたことに似ているんですよ。 リンダ まぁ、そうなんですか? 『未来企業』p2~3より抜粋。 企業は今後、どのような活動に どのような方法をもって取り組むべきか。 どんな企業文化がもっとも望ましいのか。 未来企業を導いていくリーダーの条件とは何か―― これらの問いについての私なりの答えがここにあります。 その中核にあるのは、不確実性の増す世界において もっとも重要な能力は「レジリエンス」である、 という考え方です。 レジリエンスという言葉のおおもとの意味は、 「負荷がかかって変形したものが、元の形状に
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