「ゲーム脳」は、日本大学文理学部体育学科の森昭雄教授が提唱した仮説です。 この仮説は、森教授が独自に開発した簡易型の脳波計で計測された脳波が、ある特定の傾向を示している状態を指します。 なお、森教授は、筋肉に関する論文で医学博士を取得された方ですが、脳の専門家の方ではありません。 また、言葉だけが一人歩きして「ゲーム依存」「暴力ゲームの影響」などと混同されている方も多いですが別物です。 医学的な病気でもありません。本のみの発表で論文もなく、ゲーム脳の研究はこの森教授のみが行っています。 (本人は私だけだと自慢しているのですが、単に後に続く人がいないだけだと思います) 具体的には、脳波のうち、この簡易脳波計で計測できるすべてである「α波」と「β波」という2本の波に注目します。 森教授は、認知症(痴呆症)の患者の方の脳波を「β波が低く、α波が高い状態」と独自に定義しています。 (ただし、これは