お正月などに売られる「福袋」は、購入金額よりも中に入っている品物の合計金額のほうが高いことが一般的だ。 業界やお店などにもよるが、定価ベースで言えば1.5~3倍くらいお得なことが多い。5,000円の福袋を買ったら15,000円ぶんの中身が入っていた、くらいは別に珍しくない。 しかし、重要なのは実売価格ベースだ。 福袋は実売価格ベースだと、せいぜい1.2~1.5倍程度のお得度にとどまる。なぜかと言うと、アパレルならシーズンを過ぎた服や流行りでない服、家電なら旧型モデルなど、古い商品や人気の低い商品が中身に混ざることが多いからだ。 もちろん、最新人気商品が中身であることがウリの福袋もあるが、その場合はたいてい1.1~1.2倍程度のお得度になる。なんなら通常価格のままでも売れるのだから当然だ。 で、ゲームの世界にも「福袋」的な課金アイテムがある。 今回は、ラストオリジンというゲームの『滅亡前の遺